寝具セットの正解は「体・部屋・季節」で変わる。

寝具セットの正解は「体・部屋・季節」で変わる。

寝具

朝の軽さは、寝具一式(寝具セット)の組み合わせで決まります。

同じように見える掛け・敷き・枕でも、素材や設計が変わるだけで、寝返りの回数、目覚めの質が変わります。ここでは浅尾繊維工業が、”今日から失敗しない選び方”をやさしく整理します。

寝具とは?基本の3点+カバーで考える

寝具とは、睡眠中の姿勢・温度・湿度を最適化するための道具の総称です。

  • 掛け:保温と放湿のバランス
  • 敷き:体圧分散と反発
  • :頚椎の保持と呼吸の安定

これにカバー類を足した構成が、実用的な寝具一式(寝具 セット)です。

(寝具類の英語→総称はbedding、掛けはduvet/comforter、敷きはmattress/pad、枕はpillow)

まずは”あなたの条件”から逆算する

同じ寝具セットでも、暮らし方が違えば最適解は変わります。
基準は以下の3つです。

1.姿勢:沈み込みすぎず、寝返りが自然に打てるか(体圧分散×反発のバランス)

2.湿度:あたためつつ蒸れを逃がせるか(保温×透湿)

3.衛生:洗える・乾きやすい・メンテしやすいか

浅尾繊維工業では、体格・寝姿勢・住環境を考慮し、寝具を製作しています。

冬の「あったか寝具」は、”湿気コントロール”が主役

「厚く重い=あたたかい」ではありません。寝床内は意外と湿気がこもります。

ゴア®羽毛ふとんは、羽毛の保温に高い透湿性を加えた浅尾の定番。余分な湿気を外へ逃がし、あったかいのに蒸れにくいのが特長です。

敷きにはムートン(羊毛)を重ねると、毛のクリンプ(縮れ)に空気層が生まれ、背中はぽかぽか、肌ざわりはさらっと。冬でも背面の冷え戻りを抑えられます。

腰痛対策寝具を選ぶコツ――”硬い/柔らかい”の二択をやめる

腰痛対策で大事なのは”点”ではなく面で支えること、そして寝返りの軽さです。

  • 敷きは、肩・腰・臀部の荷重を面で受ける体圧分散層と、寝返りを助ける反発層の両立が肝心。
  • は、仰向けと横向きの比率に合う高さを。横向きが多いならやや高めで肩幅差を埋めると楽です。

当社のラインアップ(体圧分散マットレス+ムートン+ゴア®羽毛ふとん)なら、「沈みすぎない支え」と「湿気を逃がすあたたかさ」を同時に満たせます。

失敗しない”買い方”チェックリスト

  • 良い寝具セットとは?→ 掛け・敷き・枕・カバーの機能を役割で理解し、適切に組み合わせて使う。
  • あったか寝具→ 保温”だけ”で選ばず、透湿の仕組みも確認
  • 腰痛対策寝具→ 体圧分散や寝返りのしやすさをチェック
  • サイズ→ 体格・寝姿勢・ベッド幅と実寸を合わせる

よくある質問

Q. “重い布団=あったか布団”ですか?
A. 「重い = 暖かい」ではございません。体温は寝返りで放熱します。保温×放湿のバランスが重要。ゴア®羽毛ふとんやムートンのように透湿性の高い寝具が快適です。
Q. 腰痛なら高反発一択ですか?
A. 体格・寝姿勢で最適は変わります。反発(寝返り)×分散(局所圧の低減)を両立する設計を選びましょう。
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